優しさがほしいときのマヨゲン其の1
「すんません、今日キツイんで、少し優しくされたいでス」
「馬鹿野郎! 優しさがほしいなんて甘えてんじゃねえ! なんてな!」
いや「優しさがほしいときのマヨゲン」じゃないのかよ。なんなんだよ、コレ。
いきなり「甘えてんじゃねえ!」から来るのかよ。
いや最後の「なんてな!」って何だよ。甘えてもいいのかよ。どっちなんだよ。ハッキリしろよ。
白スペース開けたい。
それでは今日は友人のオカやんです。オカンではありません。ボクの友人で肉体絞り魔改造バスケ野郎ですが、その実はぐれ刑事(それは純情派)に匹敵する人情派(だから純情派じゃない)で、何かを熱っぽく語るのが好きです。念のために言っておきますが刑事ではありません。
「期待外れの言葉を言うときに 心の中ではガンバレって言っている」
と、青い心の方々も言っている? それはThe Blue Heartsさんじゃないですか。いやパクリかよ。
「聞こえるかい、ガンバレ!」
いやもういい、一旦やめさせてもらいます(オズワルド再登場)。
めちゃくちゃじゃないですか。
基本的な考えとして、ボクは「目には目を、歯には歯を」のタイプなんだけど、毎日生きていたら立て続けに強烈なパンチをもらって打ちのめされそうになる日もあるわけで。
そんなとき、無性に誰かの優しさがほしいときもあるわけで。
そんなとき、ボクはどうしたらいいのかと思うわけで。
いろいろなキャラクターが憑依することもあるわけで。
そんなとき、どうすればいいのか分からないわけで。
そんなとき、オカやん曰く、
「すんません、今日キツイんで、少し優しくされたいです」
と言えばいいんだよ。と。
ボク(以下ボ):え。ボクはそんなこと言えない。
オカやん(以下オ):オーケー、じゃあ、優しくされないまま突っ立っていろよ。
ボ:いや、他に方法はないの?
オ:無いね。あるけど手間と手数と時間と他人の余計な配慮が必要だ。そこに至るまで、オマエも疲れてしまうだろ。疲れてんのに。
ボ:いやでも、いくら何でも優しくされたいですとか、恥ずかしくて。
オ:恥ずかしい? だろうな。俺みたいなヤツでも、オマエの言っている意味が分かるぜ。だけどな、考えてもみろ。オマエは連続パンチを食らって打ちのめされて、立っていられるだけでもラッキーなノックアウト寸前のボクサーみたいなもんだ。
ボ:いやそこまで酷くはないと思う。オカやんが酷いヤツなのは知っているけど。
オ:いいから! 例えだよ、例え。でな、そんなボロボロで疲れ果てたお前は優しくされたいわけだ。そこで、さらに手間や手数や時間や他人の余計な配慮を引き出そうと動くのか? 疲れてンのに? オマエ、バカなのか?
ボ:いや、バカって……。
オ:は? 恥ずかしい? そんなもんよりオマエの心のほうが心配なんだよ。
ボ:お、オカやん……(( ;∀;)
オ:な、疲れてンのにもっと疲れることやるんじゃねえよ。優しくされたいときは、
「すんません、今日キツイんで、少し優しくされたいでス」に決まりだ!
ボ:「すんません、今日キツイんで、少し優しくされたいでス」
オ:「馬鹿野郎! 優しさがほしいなんて甘えてんじゃねえ! なんてな!」
いや、なんてな!ってなんだよ。一旦やめさせてもらいます。(オズワルドさん有難うございます)。
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